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by thukimiya

やりたいだけの赤西蠣太の続き

やりたいだけの赤西蠣太の続き1



蠣太は激怒した


白石に到着していた蠣太はのんびりと部屋で菓子を食っていた
甲斐側にいる鱒次郎のことが少し気がかりだったが彼ならなんとかするだろう
っと思い蠣太はやはりのんきに菓子を食っていた
ついでにそろそろ白石も抜け出そうかしらなどと安易なことを考えていたのだが、
これまたメンドウなので鱒次郎の帰りを待つことにした


その数日後甲斐の部下により鱒次郎は殺された
しかし、蠣太の耳にそれは入ることはない。
蠣太がそれを知るのは伊達騒動が終わった後になる


2週間程してそろそろ菓子を食ってばかりも暇になってきたので
灯りでもともして将棋でも指し始めようと思った蠣太だったが、
寝転んでいた体を横に起こすとき腹の辺りに違和感を感じた
以前感じたことのある腹で何かが膨張するようなものを感じる

腸捻転である。
前のように腹を裂いて腸を直そうにも手元に刃物はなく動くことなどできず、
また裂いたところで医者を呼ぶ者もおらず助かる術はなかった



数日後
発見された蠣太に息はなく、
死因は腸捻転の再発としてことは収まった
しかし、その影で死んだ鱒次郎の霊が蠣太の腸をよじ曲げたことは誰もしらない

どうでもいいことだが蠣太が腸捻転を起こした夜
蠣太が死んで数時間して日付が変わる頃だろうか
なにやら奇妙な笑い声が江戸中に響いたと言うが、
それは鱒次郎の笑い声だったに違いない。
あぁ、間違いない


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よし、腸捻転エンドはこれでいいよなwwwww
ホンマやりたいだけやわwwww
もっとセリフとか入れて鱒次郎に
かきたぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
っとか言って呪い殺すようなのにしてもよかったんだけどめんどくさかったんだ。
どこかのBK様だったと思うんだけど、
彼とはトーナメントで鱒次郎倒して決勝は小江と蠣太の勝負とかなんかそういうこと言ってて
小江に魔方陣が現れてやっぱり腸捻転を起こす魔法で蠣太を苦しめる
的なのを話してたんだけどそれやると長いからやめましたw



んじゃこっからは若干書きたかったもう1つの方書くわ
こっちは腸捻転エンドよりちょっとだけマジメなやつ
提出してからこういうのもよかったよね~って思ったんだけどまぁ・・・・・
文字数が足りないよね書いたとしてもw


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やりたいだけの赤西蠣太の続き2




蝦夷菊が役を退き、小江は親元に戻された頃
ちょうど蠣太は白石で一段落ついていた。
しかし、彼にはまだやることが残っていた。

彼自身兵部や甲斐に関して何か強い思いがあるわけでもなく、
むしろこの2人に関しては敵対意識の方が強い。
ただその下にいる蝦夷菊や小江をはじめ、
あの屋敷の人達はとても優しくいい人が多い。
密書を渡しておきながらなんだが蠣太は自らその屋敷をつぶしたくないと強く願っていた。
そのため蠣太は今度は白石を抜け出す策を考えていた。
鱒次郎の帰りを待とうとも考えたが、
今回のことに関しては鱒次郎を巻き込むべきでないと判断した次第である。
実際その考えは正解で、
後にわかることだが鱒次郎は帰ってくることはなかった。


2日程経過しただろうか、
一向にいい案が浮かばない蠣太の前に1人の人物があらわれた
御瘡 海苔砥(みかさののりと)である。
彼は現在伊達家の屋敷におり、
その中でも特に上の地位にいる蠣太と鱒次郎の旧友である。
海苔砥は少し時間ができたらしく戻ってきた蠣太に会いにわざわざ出向いて来たのである。

「・・・・そういうわけで悪いがこの白石を出たい」

蠣太は海苔砥と会話をする間もなく突如話を切り出し、
白石を出ると言い出した。
海苔砥も本来黙っているわけにはいかず、
またそれを許すわけにもいかないのだが蠣太から理由を聞いた以上協力せざるを得なかった。
彼はそれ程に情に厚い人間なのだ。
それを知っていた蠣太はよければ協力してほしい
っと付け足して頭を下げた。
海苔砥も断るわけにもいかず案外早く了承してくれた。
段取りについての説明は特になかった。
ただ蠣太は人に見つからないように白石を出る
海苔砥が出した条件はこれだけだった。
それと言うのも彼はやろうと思えば追ってをかけないこともできるし、
それこそ蠣太のいた痕跡ごと消すために信頼できる部下数人に協力を要請すれば、
蠣太を無事白石から追っ手を出さずに逃がすことなど容易にできる。
それだけの地位に立っておりまた権力を握っている人間だった。

その後、蠣太は海苔砥に兵部の屋敷にいたときのことを話していた。
どんな人がいたか、腸捻転の話、鱒次郎と将棋を指したこと
とにかく思い出せることを話せるだけ話した。
海苔砥もそれを飽きもせず聞き続けた。


日が暮れた
海苔砥は既に屋敷へと戻っており、
蠣太も必要最低限の荷物だけを持ち後は海苔砥に全て任せることにして白石を出た。
見事なもので相談したその日のうちに白石を出ることができた。
あまりにもうまく行き過ぎて怖い程だったがそんなことに構ってられない。
海苔砥を信用していないわけではないが万が一のことはある。
そう思い蠣太は余計なことは考えずただひたすらに白石を離れた。





窓から朝日が差し込む
外ではスズメが鳴いている
・・・・朝らしい


蠣太は布団から体を起こした。
自分がどこにいるのか一瞬わからず周りを見渡した。
白石にある蠣太の家であった。
一瞬錯覚かと思い顔を洗い目を擦りもう一度見渡すがやはり蠣太の家だ。
ここで蠣太はようやく気づいた。
全て夢だったことに。
鱒次郎なんて人物は存在しない。
海苔砥なんて旧友もいない。
兵部の屋敷の蝦夷菊や小江なんているのかどうかすらわからない。
蠣太はこれから兵部の屋敷へ迎いなんとかして潜入し、調査しなければならない。
その命を前日受け今朝一番に出発しなければいけないのだった。

「それにしてもやけに都合のいい長い夢だった。」

夢の中の蠣太と容姿は大差ないものの、
そこには十分頭のキレそうな夢の蠣太ではありえない姿の蠣太がいた。
彼は本来一人で潜入して調査をしなければならなかった。
しかし、それは心のどこかに不安を生んだ。
その結果このような夢を見たものだと思われる。
我ながら阿呆らしいと思いつつ蠣太は出発の準備をする。
それはまだ朝一番の日が出始めた頃である。




//

以上!
割とSSとかマンガなんかでは使い古されててタヴーとすら言われることもあったりなかったりする夢オチ編
一応こっちは夢エンドってことで!
実際の話は鱒次郎とかいなくて蠣太は一人で行ったって話らしいしね。
まぁなんかそれに合わせてみたよって感じ
こっちは文章も腸捻転の方よかマジメに書いたし読めないことはないと思う。
ただやっぱり描写とか構成とか俺ヘタだよな~って実感するばかりでry

とりまハロウィンまでにリハがてらちょっと書きたかったしこれでいいかな。
ハロウィンの方は3年連続カオスなもの書かないように努力したいところ
三度目の正直とも言うけど二度あることは三度あるとも言う
どないせえっちゅうねんwwwww
by thukimiya | 2008-10-23 23:18